カーテン製作の基礎知識

カーテン製作に関する基本的なことを記載しています

カーテン取付位置について
天井にカーテンレールがあり、そこへ吊るすのが天井付け・壁にカーテンレールがあり、そこへ吊るすのが正面付けと言います
オーダーカーテン・装飾幕など場所に合わせて設置方法含め提案致します
イベント会場のトラスに付ける場合についても別途ご相談下さい
カーテンレールの手配も致します

カーテンサイズについて
カーテンでも場合によりVヒモ(チチひも)・マジックテープ留めなどにすることもあります。その加工も弊社にて行います。丸棒に直接通せるようにカーテン上部にハトメ加工をすることも可能です。電動レールの場合フックの間隔とモーター側の折り返しが必要になりますのでその指示も予めして頂かないとカーテン寸法だけで製作してしまうとカーテンが設置できない場合があります

カーテンの開閉方法について
両側から開閉する両開きタイプと、片側からしか開閉しない片開きタイプとあります
一番多いのが、両開きタイプで左右合わせて1枚と表現されるやサイズと枚数だけご指定頂いた場合は誤解を招き易いです
両開きタイプで左右からカーテンを引くと通常のカーテンレールでは真ん中でランナーがくっつくようにマグネットが仕込まれています。なのでカーテンの裾は少し隙間ができることがあります。カーテンを中央で重ねるように交差する専用のカーテンレールもあります
カーテンレールによってはヒモ引き・引き手棒で開閉できるような仕組みの物もあります


カーテンの仕様
標準のヒダは3つ山(生地を束ねて突起している部分)・ 2倍ヒダ(全幅に対して2倍の生地を使用し、それをつまんでヒダにします)になります。 例えば1mの幅に対して2mの幅で生地を使用する場合は2倍ヒダ、1,5mの幅にすると1.5倍ヒダ。生地の使用量を減らす場合には1.5倍ヒダにもします (既成品の安価な商品に多い仕様です)。質感を重厚にしたい場合には2.5倍〜3倍ヒダにします。ヒダなしでフラットにしても、カーテンフックは付けられますので、 通常のカーテンレールが使用できます
余談ですがホームセンターで販売している安価なカーテンは1.25倍や1.5倍ヒダくらいなので、カーテンの裾の方までヒダが出ていないことが多いです。2倍ヒダくらいで裾も波のようなヒダになります。官房長官の談話など官庁の報道発表をする時の背後のカーテンは大体ベルベットという素材で3倍ヒダくらいはあるのではないかと思います(弊社が特注で製作する役員室のカーテンなども2.5倍か3倍ヒダにすることが多いです)。レースカーテンでは裾にウェイトを入れたり、ウェイト巻きロックと言って、ウェイトと巻きロックを同時に処理するやり方も可能です。軽いレースもウェイトを入れることで落ち着きます。特注でドレープカーテンを通常のカーテンレールに付けたいなどオリジナル仕様でのお問合せもお待ちしております

カーテンのヒダ
窓
窓に対して、
カーテン(ヒダなし・プレーン)
同じ幅にすることを『プレーン』もしくは『ヒダなし』と言います
カーテン(1.5倍ヒダ)
1.5倍の横幅の生地を使用してヒダを付けることを『1.5倍ヒダ』と言います
カーテン(2倍ヒダ)
2倍の横幅の生地を使用してヒダを付けることを『2倍ヒダ』と言います

カーテンのヒダの種類
カーテンは通常つまみヒダタイプです
片ヒダにする場合は上部のヒダに合わせて裾野をまとめるとキレイにドレープがでます
片ヒダは新商品の発表会などイベントの仮設ステージなどで用いられる仕様です
ステージ・雛壇(ひなだん)の腰部分や水引き幕でも片ヒダ・箱ヒダにします

テーブルスカート
も同様に、片ヒダ・箱ヒダにします
使用される生地やシチュエーション・設置方法によっても変わります

カーテンフック
アジャスターフック アジャスターフック
スライダーに差し込む部分に段差があり全7cmほどありますが、この部分を動かすことによりカーテンの垂れ下がりを微調整します
メーカーにより調整幅・フック自体のサイズは違います
ヒルカン ヒルカン
アジャスターフックと違い微調整はできませんが耐久面に優れています。カーテンの重量がある場合にはこちらを用います
一般家庭用では今はあまり見られなくなっています
だからと言って家庭用で使用できないという訳ではありません
上記以外にもヒダなしカーテンの場合は専用フックを使用します。その際にはアジャスターフックが差し込めるテープをカーテン本体に縫付けます


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