実際にテーブルクロスを製作する際に下記のことも参考にして頂けるとテーブルクロスの仕様について具体的にイメージを掴めます |
これは生地の規格(幅と長さ)に関係してきます。単価や希望色・希望サイズ・希望の生地によって「ハギなし」「横ハギ」「縦ハギ」になるのか決まります。生地は通常89cm~150cm幅くらいが種類が多いので会議用テーブル(W1800×D450×H700mm)を覆うには大体の場合ハギが入ります。もちろん最初の条件で「ハギなし」を希望される場合にはその条件下で生地のご提案をさせて頂きます。プリントを正面に入れる場合ハギを入れるとすると殆どが横ハギにしています。テーブルクロスのサイズが300cm巾などで1枚モノでも製作できる場合でも選ぶ生地によってはハギ加工した方が安価に製作できることもあります |
テーブルのサイズが何種類かある場合 現場で簡単に掛けたい 保管するのに簡単に畳みたい コストを安く抑えたい 生地の質感や色を重視した結果ハギを入れないと製作できない場合 |
いつも同じテーブルで角もキレイに見せたい(ハギタイプは角に生地が余ります)。厚手の生地を使用したテーブルクロスにしたい(ハギタイプだと角がゴワつきます) |
風呂敷状の1枚モノ(ハギタイプも含め)4つの角は通常90度になるように縫製します。外資系企業様のテーブルクロスで海外で製作したテーブルクロスを見せて頂くと角をRにしていることがあります。日本国内の企業様のテーブルクロスでは殆ど見かけませんが製作自体はどちらも可能です。テーブル自体の角がR(アール)になっているのであれば、テーブルクロスもR(アール)にした方が収まりは良いです |
【四隅角あり】 通常このタイプ。国内製作はこのタイプが多い |
【四隅角R(アール)】 海外製作したクロスを見ると稀にこのタイプがあります |
※角をR(アール)にする方が手間が掛かるため単価は少し高くなります |
薄い生地を使用する場合にカーテンなどで使用するウェイト(おもし)を入れて垂れ下がりのテンションを張るようにすることも可能です。テーブルクロスの裏側にくる部分にマジックテープを縫い付けてテーブル下の空間に物を出し入れするような仕様にすることも可能です(チャイナドレスのようなスリットを入れてマジックテープで開閉できる仕様)。選挙事務所・開票所用や株主総会用の製作なども承っています。高級感を出すためにベルベットやベロア・エクセーヌなど起毛した素材を使用したクロスの製作も可能です。安価な仕様で白布をただサイズに合わせて裁断するだけの安価なクロスなども製作可能です(イベントのレンタル業者さんなどで使用されています) |
※余談ですが高級ホテルやレストラン・披露宴会場ではお客様の洋服を汚さないためにも、撥水加工の施してあるテーブルクロスを使用しません。例え飲み物や液体系の物をこぼしても、テーブルクロスが吸水することもテーブルクロスの役割の1つと考えているためです |
1)優先順位を教えて下さい |
単価・生地の色(コーポレートカラーに近づけるなど)・生地の質感・納期・サイズなど条件の優先順位によってこちらでご提案する素材や製作方法が変わります。それにより単価も変わります |
2)クロスの希望サイズを教えて下さい |
ハギ位置に合わせた生地を提案することでコストを抑えることが可能です |
3)名入れプリントをする場合できればロゴデザイン・色数も教えて下さい |
デザインや色数によりご提案するプリント手法を変えるためです |
4)生地の希望色や質感(光沢あり・起毛・厚手など)加工(撥水・防炎など)などご要望があれば教えて下さい |
生地の希望色はDICやPANTONEの色番などで教えて頂ければ近似色の生地も探します。また背景色を全面プリントによりオリジナルカラーにすることも可能です |