通常『クッション』と言えばこの『背当てクッション』のことを指します。背もたれに寄りかかりながら使用するクッションのことです。もちろん、脇に抱えたり・膝に抱えて使用することもあります。背当てクッションはフォルムに丸みがあるため座る物としては安定感がないため向きません。通常ソファやベッドに置いて使用するため、大きさも腰に当てる大きさから背中を包み込むような大きさまでが一般的です |
クッションの中材をどれにするかで使用する生地が変わります。ポリエステル綿(わた)を使用する場合には基本的に殆どの生地を使用することができます。生地の織りが粗い時には綿の繊維が出てきてしまうことがあるので、中袋付きにすることがあります。発泡ビーズを使用する場合には2WAYストレッチを使用することが殆どです。伸縮性のない生地と発泡ビーズの組合せはあまり相性は良くありません。発泡ビーズ自体にクッション性がないため生地の伸縮性がないとフィット感がなくなってしまうためです |
上記実績例でも大半はシルクプリントです。プリント色数・製作数量などによってインクジェットプリントや昇華転写などにすることもあります。また刺繍を施すことも可能です。一番コストが掛からない手法・一番クオリティが良く見える手法などその時の条件(サイズ・数量)と予算によって変わります。サイズが10cm角以下など小さい場合にプリント色が1色の場合はシルクプリントよりもインクジェットプリントや昇華転写プリントの方が安くできることもあります |