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【切り抜きタイプ】
プリントデザインに合わせてカットして仕上げるため見た目も綺麗になります。ただし、細かな文字や細いラインがある場合には物理的にカットできないためこの手法は使用できません |
またデザインにグラデーションでエッジがボケている場合もフチを付けるかアウトラインタイプにしないとプリントできません。切り抜くのに手間も掛かるため、他4タイプよりも費用は掛かります |
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【フチ付きタイプ】
切り抜きができないデザインの場合に用いる手法。色物のTシャツなどに白フチを付けることでロゴがより目立つのでそのために付ける場合もあります |
デザイン上フチを付ける場合にはデザイン上に細かなラインがあるかグラデーションなどでエッジがボケている時に用います。このフチをあまり目立たせたくない場合には、フチの色をTシャツの生地色に近づけて同化させる手法もあります |
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【アウトラインタイプ】
圧着転写プリントの中では上記2パターンよりも手間が掛からないためコスト・納期面でメリットがあります。それでいてプリントデザインの形状を活かしているので見た目も違和感ありません |
アウトラインのフチの幅もできる限り細くしてできる限り目立たなくすることも可能です。もちろんフチの色を白にしないで生地色に近づけて目立たなくさせることも可能です |
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【四角枠タイプ】
コスト・納期が最優先、細かな文字やデザインがある場合に用いる手法です。大きなロゴ部分は切り抜き・フチ付きにして小さなロゴ・文字部分を四角枠タイプにすることもあります |
プリントデザインにより四角ではなく楕円形や円形にすることもあります。カットラインは通常直角・鋭角にすると上手く機械がカットできない場合があるため角部分はある程度丸みを帯びた形状にするのが一般的です。左図のイメージ図はわかり易くするため白色で背景を付けていますが、小さなロゴ・文字部分でこの手法を用いる場合は目立たなくするため生地色に近づけることも可能です |
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【複合タイプ】
大きなロゴ部分はフチ付き(ケースにより切り抜き・アウトライン)にして小さなロゴ・文字部分を四角枠タイプにすることもあります。また一例として左図はフチ・背景色をTシャツの同系色にしています |
ただしフチを同系色に合わせてもプリントする本体生地がサテンなど光沢素材の場合は目立つので、その場合にはできる限りフチの幅を薄くなるよう調整します |