下記用語は普段弊社の業務上で使用している単語を50音順に掲載してあります
あ |
アウトライン |
アドビ社製イラストレーター(画像ソフト)でロゴや文字をパス化すること。これによりプリントする時に色調整やサイズ変更が容易になる |
アジャスターフック |
プラスチック製の丈調整可能なカーテンフック。5cm前後の長さ調整が可能。現在では大半がこのフックを使用 |
アップチャージ |
仕様・条件が当初予定と変わってきた時に単価がいくらプラスになるかということ |
綾織り |
生地を見ると斜めに織り目が入っているモノ。カツラギやツイルなどあります |
イラストレーター |
アドビ社の画像ソフト。印刷モノはほぼこのソフト仕様のデータでプリントします。印刷工場必須のソフト。最近はフォトショップが増えている |
インクジェット
プリント |
直接生地にインクを吹き付けてプリントするタイプです |
インターロック縫製 |
オーバーロック縫製をしながら、その内側を本縫いをします。専用ミシンを使用 |
インシュロック |
柔らかいプラスチックで輪っか状になっている所に先端を通すとかえしが付いていて戻らない仕様になっています。現場施工時に結束用として必須アイテム |
ウェルダー加工 |
テント地やビニール系素材を熱で圧着させる時に用いる加工方法 |
ウレタン |
低反発タイプが枕では主流です。通気性が良くないので湿気がとりづらいです。ただし乾燥しすぎると弾力性がなくなりパサパサになります |
ウレタンチップ |
ウレタンを粉砕した物。いろんな粉砕したウレタンを再度成型した物もあります |
オーバーロック縫製 |
生地の端を挟み込みながら縫っていきます。ほつれにくくなります |
織ネーム |
ブランドの名前を入れたりします。ピスネームやタグとも言ったりします |
か |
型紙(パターン) |
同じ仕様のモノを何枚も作成する時に同じ形状になるように生地をこれに合わせて裁断していきます |
カット |
生地は1巻き単位ですが1m単位など切売りするときに使用します。業者用の卸販売ではサンプル分のみなので5mまで10mまでなど生地により条件があります |
カットライン |
圧着転写の場合、条件によりロゴ通りに切り抜けない場合があり、どの程度の縁どりをするか決める際に使用される用語です |
カートン |
荷物の単位の個数を表します |
カラーチップ |
DICやPANTONEなどが有名。プリントの色指定はどちらかのカラーチャート(一覧)から指定されるのが一般的です |
額縁仕上げ |
テーブルクロスなど風呂敷状に縫った時に角部分を木材の額縁のように斜めに折り返しを入れる仕様 |
側地
(がわじ) |
クッションでいうと中材ではなく生地のみをさします |
キバタ |
染色する前の状態の生地 |
キープ |
発注がありそうな生地をとりあえず抑えること。取り置きとも言います。メーカー・商社によって対応できない場合や取置きできる日数が違います |
生地表記
○cm×△m乱 |
○○cmは生地の横幅を表します。△△m乱は巻き数量を表し乱は巻き数量が前後する場合を表しています。25m乱なら25m前後しますという意味です |
生地濃淡 |
生地の淡色濃色により単価が変わる場合があります。濃色の方が高くなります |
校正 |
サンプル品の確認すること |
校了 |
サンプル確認が終了し本生産に入ること |
合繊
(ごうせん) |
化学繊維。ポリエステルやナイロン素材の生地のことを言います |
さ |
裁断サイズ |
仕上がりサイズに対して縫いしろや生地の伸縮などを勘案して生地を裁断する際のサイズのこと。通常仕上がりサイズと数値は異なります |
下げ札 |
商品名やサイズ・取り扱い説明等を記載した台紙を商品につけるモノです |
晒し
(さらし) |
真っ白な色を指します。細かく言うと和晒しと洋晒しがあります |
サンプル帳 |
定番品の生地のカラー見本をまとめたモノ。同じ生地種類でもメーカーが違うと微妙に色が違います |
仕上りサイズ |
設置・施工した時のサイズのこと。クッションの場合中材を充填すると厚みの分長さが短くなるのでその分も計算して製作する必要があります |
直詰め
(じかづめ) |
生地に直接ポリエステル綿やビーズを入れて使用できるモノをさします。カバーなし |
シルク印刷 |
Tシャツなどに一般的に用いられるプリント方法。インク・生地によりヒビ割れ・洗濯堅牢度が変わります。単色では一番安いプリント方法。油性・水性インクとあります。版のグレード(メッシュの細かさ)によって線の細さなど再現性が変わります |
昇華転写
プリント |
高温でインクを生地にプリントする方法です。写真などフルカラーも可能。生地により鮮明度が変わります。ポリエステル素材など熱に強い生地にのみプリント可能です |
ステッチ |
本縫いを行うこと。たたくとも言います。縫い目を見せること |
ストレッチフォルム |
伸縮する生地を使用した造形物 |
スパン糸 |
ニット系の生地を縫製するのに使用する伸びる糸 |
スリッター加工 |
生地の巾を短くする加工。100cm巾を50cm巾ずつにするなど |
スワッチ |
サンプルのことをさします。製品サンプルをダミーとも言います |
センターマーク |
生地により真中に筋のようなモノが織の関係で入っていることをさします |
そばがら |
そばの実の殻。硬めの枕が好みの人達に根強い人気です。湿気に弱いので定期的に天日干しすることをすすめます |
染めムラ |
生地が一定色に染まってなく模様のように見えること |
染めロット |
生地を染色する際の数量。最小数量を表すことが多い。通常は800m〜1000m程度が最小数量になることが多い。生地により染色工場により変わります。また染めロットが違うと生地の色が微妙に変わることもあります。⇒ロット違い |
た |
たたみ |
生地をたたんで納品すること。反語は巻き |
たたく |
ミシンでステッチを入れること |
裁ち落とし |
生地をはさみなどで切りっぱなしにすること。通常ほつれていきます |
裁ち切り |
生地をどのサイズで切り落とすのかの意味。カーテン地などはメーカーに必要総数とともにこの裁ち切りサイズを伝える |
タッカー |
ホッチキスのごつい物、施工現場で生地を留めるのにも利用 |
ダマスク |
生地の織りの一種。テーブルクロス用の生地で用いられることが多い。ブドウ柄やバラ柄などが多い |
タワー |
高所の作業をする時に足場と使用する鉄などの骨組み |
反(たん) |
生地は1巻きではなく1反(いったん)と数えます。又はロールです |
ツーウェイストレッチ |
縦・横両方ともに伸縮する生地のことをさします。メーカーによりブランド名がロイカ・テクノファイン・トリコット・トリニティなどあります。ストレッチ素材とも言います |
チチひも |
幕やのれんを棒に結ぶための2本ずつのひもをさします。V(ブイ)ヒモとも言います |
着分 |
メーカー・商社が在庫している生地のことをさします |
つまみ |
生地を立体的に縫製する際の手法 |
つれ |
ミシンでの縫製の際に、糸調子が合ってないなどにより引きつれている状態のこと |
デコレーター |
イベント会場やディスプレイを現場で飾り付ける職人さん。生地では現場でヒダをキレイに出したり細工していきます。コーディネーターとも言います |
テフロン素材 |
合皮やフェルトなどミシンの押えが金具だとスムーズに縫製できない場合に使用 |
転写プリント |
圧着プリントとも言います。コピー転写とインクジェット転写と2通りあります。色数が多くワンポイントプリントに最適です。法人需要が多いです。高温でプレスして生地に定着させるので熱に弱い生地にはできません |
天然素材 |
綿・麻・絹などの素材のことです |
トラス |
イベントブースなどの骨組みとして使用する鉄骨・アルミ |
同ロット |
生地は染めロットが違うと色味が微妙に違う場合があるため同じタイミングで染めた物をこのように呼びます⇔ロット違い |
ドレープ |
ジョーゼットやスムースなど柔らかい素材で生地に深みを持たせる手法 |
な |
名入れ |
企業名や商品名・ロゴなどをプリントすること |
入稿 |
プリントデータ・形状データを支給してもらうこと |
縫い上がり
サイズ |
クッション・枕などは中材を充填すると厚みの分長さが短くなるので仕上がりサイズよりも縫い上がりサイズは大きくする必要があります |
縫いしろ |
ミシンで縫製した際に生地の端とミシンの縫い目の余白部分。この部分が短すぎると強度が弱くなる可能性があります |
ヌードクッション |
カバーを被せることを前提とした白生地クッション。中袋(なかふくろ)とも言います |
ネル |
綿生地の表面を毛羽立たせたモノ |
は |
パイル |
タオル地のことを言います |
ハギ合わせ |
生地と生地を縫い合せることを言います |
ハギレ |
端切れ。生地の切れ端のこと |
撥水加工 |
生地に水が吸収しないようにする加工。生地の目が粗すぎると通り抜けます |
バイアス |
斜めの意 |
パイピング |
クッションにコードみたいので縁どること。芯になる物を生地で包んで縫付ける |
パイプ袋 |
劇場の幕などを棒(バトン)などに通して吊るせるようにしたり下側に付けて生地をピンと張らせるために幕につけます |
ハトメ |
生地を吊るしたりする際破れにくく補強するために使用するリング状の金具
※シャワーカーテン用はプラスチック製も使用します |
バトン |
ホテルの宴会場や展示会場で幕や照明を吊るす棒。自動昇降させる物も多い |
ヒートカット |
熱により生地を裁断します。綿やポリウレタン素材はできません。主にポリエステル生地に使用します。裁断面が溶けて固まるためほつれづらくなります |
ヒルカン |
S字型の変形をした金具のカーテンフック。アジャスターフックが登場するまでほとんどがこれを使用。今でも耐久性を求められる時に使用 |
ビーカーサンプル |
特注で色を染める時に色確認として少しずつ試し染めをすることをさします |
ビニールレザー |
ビニール素材の表面に凹凸を入れレザー風にしたモノ。種類により厚みがあります |
平織り |
生地の織り目が縦横垂直に格子になっている織り方です |
B反・B品 |
生地の織りに問題があったり使用できない部分が多い場合がある反物。常に流通しているモノではありませんが割り切ると安価に入手できます。メーカーにより何箇所以上のキズがあるものなど条件は異なります |
フェイク |
表地と裏地で生地を変えて貼り合せているモノ |
フォトショップ |
アドビ社製の画像ソフト。プリントデータとしてPSDファイルなどで使用 |
吹込み |
クッションの中材を入れる作業のこと。中材を入れる場所を吹込み口と言います |
フラットテープ |
ヒダなしカーテンにフックを付けられるようにするテープ状の物 |
別注染め |
定番カラーにないオリジナルに染めること。加工所により最小ロットが違いますが最低200mくらい必要になります |
本縫い
(ほんぬい) |
一般的な縫い方。真っ直ぐ1本の点線状になっています |
ボア |
毛のフサフサした生地。ぬいぐるみなどで使用。素材はアクリル系が多いです |
防炎加工 |
生地が勢いよく燃えるのを抑える加工です。燃えないのではなく、あくまでも燃えにくくする加工です。綿など生地により防炎加工を施すと縮む可能性があります |
ボックスカバー |
テーブルを生地で上面と側面を縫い合せてすっぽり被せてしまうカバータイプです。1枚布を被せるタイプはクロスといいます |
ポリエステル綿 |
クッションの綿に使用される素材としてはもっともポピュラーです |
ま |
巻き |
生地を丸い棒に巻きつけること。折りあとが付き易い生地に使用します |
巻きロック |
ワッペンやハンカチの縁の処理でよく行われる縫製方法。レースや紗幕の裾にウェイトチェーンを入れて縫製することもあります |
マチ |
クッションや枕の厚み部分を指して言います。また生地を2枚合わせで縫製する時に「マチなし」という表現もします |
MAC(マック) |
プリントデータ・デザイン画を製作するのはほとんどアップル社製のMACを使用します。ソフトはフォトショップかイラストレーターです |
丸まき |
生地をロール状に巻くことを言います。反対語は「たたみ」です |
3つ巻き縫製 |
2つ折りで縫製すると裏側に切りっぱなしが見えてしまうので、さらに折り返した縫製です。ヘム加工とも言います |
メローロック縫製 |
通常のロック縫製より間隔が短くワッペンの縁の加工などに用います |
や |
ヤード |
海外モノの生地はメートルではなくヤード単位や重量単位になることがあります |
要尺
(ようじゃく) |
1つの製品を作るのに必要な生地の数量。通常メートル単位。生地はモノにより横幅も違うので同じ商品を生産するにも必要数量が変わります |
ら |
ラッパ |
ミシンに取り付けて3つ巻きやコードパイピンをスムーズに縫製するための金具 |
ランナー |
カーテンレールに通す滑車 |
ロット違い |
生地の色は同じ生地でも環境(湿度・温度など)により微妙に違う場合があります。同じタイミング・環境下で染められた生地であればほぼ同色になるのですが染める時期が違うと同じ色でも色が変わる可能性があります。そのことを指します |
わ |
輪 |
縫製工場との会話で「生地をこの部分とあそこの部分で輪にして」など端と端を繋げてもらいたい時に使用 |
綿
(わた・めん) |
クッション材など固形物を指す時は綿(わた)と記載し繊維の生地を指す場合には綿(めん)と読み前後の文脈から察する必要がある |
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