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創業63年の経験と実績のもと生地手配から加工・プリント
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圧着転写プリント
圧着転写プリント(白フチ付き) 転写プリント(圧着転写) 特殊なシートへ出力します。同時にプロッターにより余分な個所をカットしてロゴに沿った形状や大枠の楕円形などにします。
そのカットした物をプリントシートを付けたい生地へ熱プレスをしてプリント(接着)させる手法になります。プリント業者により『アイロン圧着プリント』・『熱圧着プリント』・『プリント圧着』・『転写プリント』・『熱転写プリント』と呼び方が違います。弊社でも区分上は『圧着転写』と表記しておりますが通常は『転写プリント』と呼んでいることが多いです

圧着転写プリントの可能な生地
【生地の素材】
基本手に熱を加えながらプレスすることからも、ある程度熱に耐えられる素材でないとプリントができません。逆に言えば、熱に耐えられればプリントができる可能性が高いです。熱に弱い素材としてエナメル素材やポリウレタンが含まれている素材・ナイロン素材などは、プリントできる物とできない物があり事前に試験しないとわからないケースが殆どです。伸縮する素材へのプリントの場合、プリント部分は殆ど伸びなくなるのでプリントの周りが歪んだりする可能性もあります。あまりテンションを掛けないような使用用途でのプリントであれば問題ない場合もあります。また生地の表面に何らかの加工が施されていたり防水効果のあるような生地ですと圧着転写プリントのシートが付かない可能性があります。そのあたりも見た目ではわからないため予め試験するしか確認する方法はありません
 
【プリント有効巾】
プリント業者の使用しているプリンターによりますが通常48cm巾でロール状になっているシートなのでその範囲での対応ができる所が多いです。ただ48cm巾で5mの長さを出力しても、それをプレスする機械がないため長くプリントする場合にはシートを分割して出力してプレスしていくことが多いです。そのやり方ができない長尺物は圧着転写プリントができない可能性が高いです

圧着転写プリントが向いている商材
圧着転写プリント利用されれている主な商材はユニフォーム・コスチューム・Tシャツ・ジャンパー・キャップ・ベンチコート・ポロシャツ・エプロン・ブルゾンなどイベント向けアパレル商材が多いです。一部イベント用テーブルクロスやのれんのワンポイント程度のプリントでも使用されています。まず圧着転写プリントを選ぶ場合には『数量が少なくプリント色数が多い』・『プリントサイズが小さいが綺麗にプリントしたい』・『布製品へプリントしたい』という理由が多いです。『数量が少なくプリント色数が多い』場合にはプリントデータをして機械(プリンター)で出力するため製版が必要ないため色数が多くてプリント枚数が少なくても版代の負担がない分コストメリットがあります。『プリントサイズが小さいが綺麗にプリントしたい』場合にはシルク印刷やインクジェットプリントに比べ細かい線などの滲みも少ないです。生地によっては昇華転写プリントよりも鮮明にプリントできます。そこがイベント系のアパレル商材で企業ロゴ・商品ロゴを綺麗にプリントしたいという要望とマッチしているため、その用途では一般的になっています。『布製品へプリントしたい』場合にはシルク印刷やインクジェットプリントできる場合もあるのですがシルク印刷の場合には版を乗せるスペースが必要になるのとインクジェットプリントの場合には直接インクを吹き付けることから濃色素材へのプリントが難しいという問題がありますが圧着転写プリントはその点は問題がありません。もちろん圧着転写プリントもプレスするのにプリント個所がある程度フラットにならないとできない場合もあります。複合要因でプリント色数が多く布製品へプリントしたいなどといった場合には他のプリント手法に比べ圧着転写プリントの方が優位性があります

圧着転写プリントのカットライン
圧着転写プリントはシートにプリント出力すると同時にシートを剥がすためのカットをほぼ同時に行っています。そのカットのことをカットラインと呼んでいます。プリントするデザインが簡易であればデザインギリギリでカットすることも可能なのですが、@や商標登録のロゴなどを含む場合にはプリントデザインのアウトラインに合わせてカットしたり長方形などでカットしたりします。もちろん複雑なカットラインを要望されるよりも四角や楕円形程度の方が作業効率は良いためプリントコストにその分も反映されます。またプリント業者によっても対応は変わる部分でもあります。細かい話ではシートによってもあまり細部なカットラインはカットできない(上手くカットできない)こともあります。薄く透明なシートの場合には特に細かなカットは難しい傾向にあります。またシートの話になると、普通の白シート・透明シート・ラメシートなどもあり用途に応じて変わります。ただプリント業者によって変わる場合の方が多いかもしれません
圧着転写プリント_切り抜き_Tシャツ
【切り抜きタイプ】
プリントデザインに合わせてカットして仕上げるため見た目も綺麗になります。ただし細かな文字や細いラインがある場合には物理的にカットできないためこの手法は使用できません。またデザインにグラデーションでエッジがボケている場合もフチを付けるかアウトラインタイプにしないとプリントできません。切り抜くのに手間も掛かるため、他4タイプよりも費用は掛かります
圧着転写プリント_フチ付き_Tシャツ
【フチ付きタイプ】
切り抜きができないデザインの場合に用いる手法。又は色物のTシャツなどに白フチを付けることでロゴがより目立つのでそのために付ける場合もあります。デザイン上フチを付ける場合にはデザイン上に細かなラインがあるかグラデーションなどでエッジがボケている時に用います。このフチをあまり目立たせたくない場合には、フチの色をTシャツの生地色に近づけて同化させる手法もあります
圧着転写プリント_アウトライン_Tシャツ
【アウトラインタイプ】
圧着転写プリントの中では上記2パターンよりも手間が掛からないためコスト・納期面でメリットがあります。それでいてプリントデザインの形状を活かしているので見た目も違和感ありません。アウトラインのフチの幅もできる限り細くしてできる限り目立たなくすることも可能です。もちろんフチの色を白にしないで生地色に近づけて目立たなくさせることも可能です
圧着転写プリント_四角枠_Tシャツ
【四角枠タイプ】
コスト・納期が最優先の場合、細かな文字やデザインがある場合に用いる手法です。プリントデザインにより四角ではなく楕円形や円形にすることもあります。カットラインは通常直角・鋭角にすると上手く機械がカットできない場合があるため角部分はある程度丸みを帯びた形状にするのが一般的です。左図のイメージ図はわかり易くするため白色で背景を付けていますが小さなロゴ・文字部分でこの手法を用いる場合は目立たなくするため生地色に近づけることも可能です
転写プリント_複合タイプ
【複合タイプ】
大きなロゴ部分はフチ付き(ケースにより切り抜き・アウトライン)にして小さなロゴ・文字部分を四角枠タイプにすることもあります。また一例として左図はフチ・背景色をTシャツの同系色にしています。ただしフチを同系色に合わせてもプリントする本体生地がサテンなど光沢素材の場合は目立つので、その場合にはできる限りフチの幅を薄くなるよう調整します


【圧着転写プリントの注意事項】
熱を利用して生地へ圧着させているためアイロンや乾燥機の使用はできません。アイロンや乾燥機を使用するとプリントシートが剥離してしまい、剥離すると修復できません。クリーンニング業者に洗濯を委託する場合、事前にこのようなプリントが入っていることを伝えた上で依頼して下さい。何も言わずに頼むと洗濯後にタンブラー乾燥などされてしまいます

事業領域
ディスプレイ事業