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創業62年の経験と実績のもと生地手配から加工・プリント
縫製まで請負うファブリック・エージェンシー(生地の代理店)

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生地(布)の種類について
大きく分けて天然素材と合織織物(天然素材以外が入っているモノ)に分けられます。そして複数の素材で作られる混合素材になります。あとは毛羽っている素材の総称して起毛素材と呼びます
天然素材 綿:天竺・帆布・ブロード・キャンバス・カツラギ・朱子無地など
綿以外の天然素材:麻、シルク、本皮など
合繊織物 ポリエステル:サテン・ポンヂ・スエード・トロピカルなど
ポリエステル以外の合繊素材:アセテート・ナイロン・アクリル・合皮など
混合素材 T/Cブロード・2WAYストレッチなど
起毛素材 ベルベット・別珍・起毛スエード・ベロアなど

天然素材と化繊素材の区別について
天然素材と化学繊維との区別のつきにくいT/Cブロード(綿とポリエステルが使われいている)と綿100%のブロードを見極める簡単な方法は、生地の端を少し燃やしてみることです(安全な場所で確認して下さい)。ポリエステル素材が入っていれば、生地にポリエステル部分の溶けた後が生地に残ります。綿100%では炭化して炭(すみ)みたいにカサカサになります。その度合いから判断します。最近は特にポリエステル素材をいかに綿素材っぽく見た目や感触を出すかというような開発が進んでいるため、専門機関での成分検査をしないとわからないことも多いです

天然素材と合繊織物の使い分けについて
素材感や使用目的・メンテナンス状況など条件によって変ります。生地の厚み・伸縮性・織り方・素材・質感などをトータルに勘案して使い分けいきます
   (一例)
     和風なのれん → 綿や麻を使用した布地
     シワになりにくいテーブルクロス → 厚手のストレッチ性があるポリエステル素材
     柔らかい感触のクッション → 2WAYストレッチ素材・ニット系素材
     ドレープカーテン → 1WAY・2WAYストレッチ素材・ジョーゼット・スムースなど
※具体的にはそれぞれの商材のページを参照下さい

生地へのプリント
生地(布)にプリントをしたい場合には、天然繊維か化学繊維かの分類ではなく個々にプリントが可・不可があり、どのプリント方法が可能かは布地によって違ってきます。品名を伺った範囲でプリント可能と返答していても、持ち込み生地などの場合は、生地にコーティングが施されている場合があり、プリントができない場合もあります
  (一例)
    綿100%のブロード・シーチング・カツラギなど →○シルク印刷
    天然素材・アセテート・ナイロン・アクリル・合皮など →×昇華転写プリント
    本皮 →○圧着転写プリント
※詳しくは『
生地(布)へのプリント』を参照下さい

生地の洗濯
生地(布)を洗いたい場合でも、生地個々に可・不可がありそれぞれに確認する必要があります。綿素材は基本的に洗濯が可能ですがシルケット加工などが施されていないと縮みます。後防炎加工を施す際にも似たように縮むことがあります。綿素材はポリエステル素材に比べて洗濯後縮むケースが多いです。安価な生地ほど編みの密度が薄いため、その分縮んでしまうケースが多いです。同様にキバタ素材もかなり縮むケースがあります。少し面倒なのですが生地の場合には生地本体の素材だけでなく表面加工を施している場合にはそれによっても洗濯方法はかわります。色の付いてる生地は染色の際に水を使用しているためその際にキバタよりも縮んでいます。綿素材では顕著に現れます。ポリエステル素材は基本的には洗濯での影響は少ないです。その他の化繊素材は水洗いはできずドライクリーニングのみになるケースが多いです。また布製品での洗濯は、それぞれによって変わるため一概には言えません。生地が縮むことを前提として原反の段階で水通し・湯通し加工をして生地を縮めてから製品を製作することもあります。先に縮めてから製品化した方がその後の伸縮率が小さくなる傾向にあります

生地の端部分(耳)
生地の端部分 生地は幅の両端は「耳(みみ)」(左図の赤点線部分)と呼ばれています。この部分は生地によってテンションを掛けながら紙管に巻くため一定間隔で穴が空いていたり、ボサボサになっていたり、ヒートカット処理されていたりします。端の処理方法を指定することはできませんが、ご要望に合わせてスリッターやヒートカットスリッター(ポリエステル100%限定)をすることは可能です
生地のサンプル帳には通常「有効幅(実際に使用できる生地幅・耳を除いた生地幅)」を表記されています。また基本的に耳部分は裁ち落とし(切り落とし)を前提としているため、要尺計算はあまりギリギリで考えない方が良いです
場合によっては1反の中でも微妙に生地幅が変わっていくことがあります。これは染色時の縮みや生地の巻き取り時に原因があることが多いですが、各メーカーともその辺りを勘案して有効幅を表記しています。そのため国内メーカーの生地は表記上の有効幅よりも1〜2cm程度は生地幅が広いことが多いです。ただし海外からの輸入品についてはその限りではありません

事業領域
ディスプレイ事業